○人権尊重都市宣言
平成6年12月21日
議決
久留米市は、人権尊重を貫くために「わが町は差別をなくす人間都市」をスローガンとして、差別をなくす市民運動を展開してきた。
しかしながら、今日なお部落差別をはじめ、民族差別・外国人差別・障害者差別・女性差別・いじめなど、さまざまな差別が現存し多くの問題を投げかけている。
したがつて、今日の国際的人権確立の潮流を直視するとき、あらゆる差別撤廃のためには、世界人権宣言に謳われている、「すべて人間は生まれながら自由で、尊厳と権利について平等である」との理念を実現することが必要である。
この世界人権宣言の趣旨を踏まえ、決意を新たにして、市民一人ひとりの基本的人権が尊重される地域社会の実現に向けてのさらなる努力を確認し、ここに久留米市を「人権尊重都市」とすることを宣言する。