○久留米市市民センター広場条例

平成25年3月28日

久留米市条例第6号

(目的及び設置)

第1条 市民が多様に使用することができる憩いの場を提供することにより地域の交流を促進し、もって公共の福祉の増進に寄与するため、久留米市市民センター広場(以下「市民センター広場」という。)を設置する。

(名称及び位置)

第2条 市民センター広場の名称及び位置は、次のとおりとする。

名称

位置

千歳市民センター広場

久留米市東合川八丁目6番8

高牟礼市民センター広場

久留米市御井町2259番1

(平26条例4・一部改正)

(施設)

第3条 市民センター広場に、次の施設を置く。

(1) 広場

(2) その他市民センター広場の利用に必要な施設

(行為の禁止)

第4条 市民センター広場においては、次に掲げる行為をしてはならない。ただし、次条第1項若しくは第2項後段又は第7条第1項の許可に係るものについては、この限りでない。

(1) 土地及び施設を損傷し、又は土石を採取すること。

(2) 竹木を伐採し、又は植物を採取すること。

(3) 鳥獣を捕獲し、又は殺傷すること。

(4) 広告又はこれに類するものを掲示し、又は散布すること。ただし、市長が別に定めるものを除く。

(5) 立入禁止区域に立ち入ること。

(6) 指定された場所以外の場所に車両等を乗り入れること。

(7) ごみ、その他の汚物を捨てること。

(8) たき火をし、又は火気をもてあそび、その他危険な遊戯をすること。

(9) 風紀を乱し、又はそのおそれのある行為をすること。

(10) 前各号のほか、市長が管理上特に禁止すること。

(行為の制限)

第5条 市民センター広場において、次に掲げる行為をしようとする者は、市長の許可を受けなければならない。

(1) 行商、募金、出店その他これらに類する行為をすること。

(2) 業として写真又は映画等の撮影をすること。

(3) 興行を行うこと。

(4) 競技会、展示会、博覧会その他これらに類する催しのために市民センター広場の全部又は一部を独占して利用すること。

2 前項の許可を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を市長に提出しなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときもまた同様とする。

(1) 使用の目的

(2) 使用の期間

(3) 使用の場所

(4) 物件又は施設の種類及び数量

(5) 施設の構造

(6) 復旧方法

3 市長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、第1項の許可をしないものとする。

(1) 公益を害するおそれがあると認めるとき。

(2) 市長が管理運営上支障があると認めるとき。

(3) その他市長が不適当と認めるとき。

4 市長は、第1項又は第2項後段の許可に、市民センター広場の管理のため必要な範囲内で条件を付すことができる。

(利用の禁止及び制限)

第6条 市長は、市民センター広場の損壊等によりその利用が危険であると認められる場合又は市民センター広場に関する修繕等のためやむを得ないと認められる場合においては、市民センター広場を保全し、又はその利用者の危険を防止するため、区域を定めて、市民センター広場の利用を禁止し、又は制限することができる。

(占用の許可)

第7条 市民センター広場に市民センター広場施設以外の工作物その他の物件又は施設を設けて広場を占用しようとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を市長に提出し、その許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときもまた同様とする。

(1) 占用の目的

(2) 占用の期間

(3) 占用の場所

(4) 物件又は施設の種類及び数量

(5) 施設の構造

(6) 工事の着手及び完了の時期

(7) 施設の管理方法

(8) 復旧方法

2 第5条第3項及び第4項の規定は、前項の許可に準用する。

(使用料等)

第8条 第5条第1項又は第7条第1項の許可を受けた者(以下「使用者等」という。)は、別表第1に定める使用料又は別表第2に定める占用料(以下「使用料等」という。)を納付しなければならない。

(使用料等の徴収)

第9条 使用料等は、次の各号に掲げる区分に応じ当該各号に定めるときに徴収する。

(1) 年額をもって定められたもの 年度当初(月割りをもって算定されたものは許可の日の翌日から起算して1月以内)

(2) 月額及び日額をもって定められたもの 許可したとき。

(使用料等の減免)

第10条 市長は、使用又は占用の目的が公益のため必要があると認めたときは、第8条の規定にかかわらず使用料等を減額し、又は免除することができる。

(使用料等の還付)

第11条 既納の使用料等は還付しない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、その全部又は一部を還付することができる。

(1) 使用者等が使用又は占用開始の前日までに使用又は占用の許可の取消し、又は変更を願い出たとき。

(2) 市長において特別の事由があると認めたとき。

(権利の譲渡等の禁止)

第12条 使用者等は、その権利を他人に譲渡し、又は転貸してはならない。

(使用又は占用許可の取消し等)

第13条 使用者等が次の各号のいずれかに該当するときは、市長はその許可を取り消し、又は条件を変更し、若しくは使用若しくは占用を制限し、若しくは停止することができる。

(1) 使用又は占用許可の目的又は条件に違反したとき。

(2) この条例に違反したとき。

(3) 使用料等を納期限内に納付しないとき。

(4) 公益を害するおそれがあると認めたとき。

(5) その他市長が管理上支障があると認めたとき。

(原状回復の義務)

第14条 使用者等は次の各号のいずれかに該当するときは、市民センター広場又は市民センター広場施設を速やかに原状に回復し、返還しなければならない。

(1) 使用又は占用期間が満了したとき。

(2) 使用又は占用許可を取り消されたとき。

(3) 使用又は占用をやめたとき。

2 使用者が前項の義務を履行しないときは、市長において執行し、これに要した費用を使用者等から徴収する。

(損害賠償)

第15条 第4条及び第5条第1項の規定に違反し市に損害を与えたときは、その損害を賠償しなければならない。

(委任)

第16条 この条例に定めるものを除くほか、市民センター広場及び市民センター広場施設に関し必要な事項は、市長が別に定める。

(過料)

第17条 市長は、次の各号のいずれかに該当する者には、5万円以下の過料を科することができる。

(1) 第4条の規定に違反して、同条各号のいずれかに掲げる行為をした者

(2) 第5条第1項又は第7条第1項の規定に違反した者

(3) 第13条の規定による市長の命令に違反した者

第18条 虚偽その他不正な手段により使用料等の徴収を免れた者に対しては、その徴収を免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当する金額が5万円を超えないときは、5万円とする。)以下の過料を科することができる。

この条例は、平成25年7月1日から施行する。

(平成26年3月27日条例第4号)

この条例は、平成26年7月1日から施行する。

(平成26年3月27日条例第19号)

(施行期日)

1 この条例は、平成26年4月1日から施行する。

(久留米市市民センター広場条例の一部改正に伴う経過措置)

6 この条例の施行の際現に第6条の規定による改正前の久留米市市民センター広場条例の規定による許可を受けている者に係る使用料及び占用料については、なお従前の例による。

(令和元年9月25日条例第5号)

(施行期日)

1 この条例は、令和元年10月1日から施行する。

(久留米市市民センター広場条例の一部改正に伴う経過措置)

6 この条例の施行の際現に第6条の規定による改正前の久留米市市民センター広場条例の規定による許可を受けている者に係る使用料及び占用料については、なお従前の例による。

別表第1(第8条関係)

(平26条例19・令元条例5・一部改正)

市民センター広場使用料

区分

単位

使用料

第5条第1項第1号に掲げる行為

1件につき1日

310円

第5条第1項第2号に掲げる行為

写真撮影

写真機1台につき1月

3,300円

映画撮影

撮影機1台につき1日

310円

第5条第1項第3号に掲げる行為

1件につき1日

3,300円

第5条第1項第4号に掲げる行為

1件につき1日

310円

備考

1 使用料の額が月額で定められている使用について、使用の期間が1月未満であるときは、1月として計算するものとする。

2 使用の期間が翌年度以降にわたる場合は、各年度における使用の期間ごとに算定した額の合計額とする。

3 上記の金額は、消費税等額を含む。

別表第2(第8条関係)

(平26条例19・令元条例5・一部改正)

市民センター広場占用料

占用物件

単位

占用料

電柱、電線、変圧塔その他これらに類するもの

第1種電柱

1本につき1年

560円

第2種電柱

860円

第3種電柱

1,200円

第1種電話柱

500円

第2種電話柱

800円

第3種電話柱

1,100円

その他の柱類

50円

共架電線その他上空に設ける線類

長さ1メートルにつき1年

5円

地下に設ける線類

3円

地上変圧器

1個につき1年

490円

地下変圧器

占用面積1平方メートルにつき1年

300円

送電塔

1,000円

その他のもの

1,000円

水道管、下水道管、ガス管その他これらに類するもの

外径が0.07メートル未満のもの

長さ1メートルにつき1年

21円

外径が0.07メートル以上0.1メートル未満のもの

30円

外径が0.1メートル以上0.15メートル未満のもの

45円

外径が0.15メートル以上0.2メートル未満のもの

60円

外径が0.2メートル以上0.3メートル未満のもの

90円

外径が0.3メートル以上0.4メートル未満のもの

120円

外径が0.4メートル以上0.7メートル未満のもの

210円

外径が0.7メートル以上1メートル未満のもの

300円

外径が1メートル以上のもの

600円

通路、鉄道、軌道、公共駐車場その他これらに類する施設で地下に設けられるもの

占用面積1平方メートルにつき1年

1,000円

郵便差出箱又は信書便差出箱

1個につき1年

420円

公衆電話所

1,000円

非常災害に際し災害にかかった者を収容するため設けられる仮設工作物

占用面積1平方メートルにつき1月

200円

競技会、集会、展示会、博覧会その他これらに類する催しのため設けられる仮設工作物

占用面積1平方メートルにつき1日

20円

標識

1本につき1年

800円

食糧、医薬品等災害応急対策に必要な物資の備蓄倉庫、耐震性貯水槽及び発電施設で地下に設けられるもの

占用面積1平方メートルにつき1年

1,000円

太陽電池発電施設及び燃料電池発電施設で地下に設けられるもの

防火用貯水槽で地下に設けられるもの

占用面積1平方メートルにつき1年

1,000円

蓄電池で地下に設けられるもの

水道施設、下水道施設、河川管理施設、変電所及び熱供給施設で地下に設けられるもの

橋並びに道路、鉄道及び軌道で高架のもの

占用面積1平方メートルにつき1年

1,000円

索道及び鋼索鉄道

警察署の派出所及びこれに附属する物件

占用面積1平方メートルにつき1年

1,000円

天体、気象又は土地観測施設

工事用板囲い、足場、詰所その他の工事用施設

占用面積1平方メートルにつき1月

200円

土石、竹木、瓦その他の工事用材料の置場

市街地再開発事業又は防災街区整備事業における施行区域内の建築物に居住する者を一時収容するための施設

占用面積1平方メートルにつき1月

100円

備考

1 第1種電柱とは、電柱(当該電柱に設置される変圧器を含む。以下同じ。)のうち3条以下の電線(当該電柱を設置する者が設置するものに限る。以下この項において同じ。)を支持するものを、第2種電柱とは、電柱のうち4条又は5条の電線を支持するものを、第3種電柱とは、電柱のうち6条以上の電線を支持するものをいうものとする。

2 第1種電話柱とは、電話柱(電話その他の通信又は放送の用に供する電線を支持する柱をいい、電柱であるものを除く。以下同じ。)のうち3条以下の電線(当該電話柱を設置する者が設置するものに限る。以下この項において同じ。)を支持するものを、第2種電話柱とは、電話柱のうち4条又は5条の電線を支持するものを、第3種電話柱とは、電話柱のうち6条以上の電線を支持するものをいうものとする。

3 共架電線とは、電柱又は電話柱を設置する者以外の者が当該電柱又は電話柱に設置する電線をいうものとする。

4 占用面積若しくは長さが1平方メートル若しくは1メートル未満であるとき、又はその面積若しくは長さに1平方メートル若しくは1メートル未満の端数があるときは、1平方メートル若しくは1メートルとして計算するものとする。

5 占用料の額が年額で定められている占用物件に係る占用の期間が1年未満であるとき、又はその期間に1年未満の端数があるときは、月割をもって計算し、なお1月未満の端数があるときは、1月として計算するものとする。

6 占用料の額が月額で定められている占用物件に係る占用の期間が1月未満であるときは、1月として計算するものとする。

7 占用の期間が翌年度以降にわたる場合は、各年度における占用の期間ごとに算定した額の合計額とする。

8 占用料の額が日額で定められている占用物件で、占用の期間が1月未満の場合の占用料の額は、上記により定める額により算定した額に1.1を乗じて得た額とする。ただし、当該占用の期間が翌年度以降にわたる場合は、各年度における占用の期間ごとに算定した額に1.1を乗じて得た額の合計額とする。

久留米市市民センター広場条例

平成25年3月28日 条例第6号

(令和元年10月1日施行)