(趣旨)

第1条　市が行う有線放送のための施設(以下「放送施設」という。)の設置及び管理について、必要な事項を定めるものとする。

(放送施設の設置)

第2条　市の広報活動に寄与し、住民の福祉及び文化経済の向上を図り、もって市の発展を促進することを目的として本市に放送施設を設置する。

(放送施設の構成)

第3条　放送施設は、久留米市田主丸総合支所内及びにじ農業協同組合水分支所内の放送施設、屋外放送装置、接続機、増幅器、電柱、電線及び宅内スピーカーその他これらに附属する一切の設備をもって構成する。

(放送施設を設置する区域)

第4条　放送施設は、別表第1に定める区域に設置する。

(事業)

第5条　放送施設を用いて行う事業は、次のとおりとする。

(利用の制限)

第6条　市長は、その利用が次の各号のいずれかに該当するときは、放送施設を利用させてはならない。

(宅内スピーカーの設置)

第7条　宅内スピーカー(有線放送を聴取するために住民が所有し、又は占有する建物内に設置されたスピーカーをいう。以下同じ。)の設置を希望する者は、市長に申し出て許可を受けなければならない。

(宅内スピーカーの移設)

第8条　前条の規定により設置された宅内スピーカーの移設を希望する者は、その旨を市長に届け出なければならない。

(宅内スピーカーの取替え)

第9条　第7条第2項の規定により設置された宅内スピーカー(第8条第2項の規定により移設したものを含む。)の取替えを希望する者は、市長にその旨を届け出なければならない。

(手数料)

第10条　第7条の許可を受けた者又は第8条第1項の規定により届出をした者は、別表第2に定める手数料を納付しなければならない。

(電柱の使用)

第11条　電柱を使用しようとする者は、市長に申請し、許可を受けなければならない。

(放送施設の維持及び補修)

第12条　放送施設の設置、維持及び補修は、市長の指定する者が行う。

(広告放送料金)

第13条　放送施設を用いて広告を放送しようとする者は、次に掲げる手数料を納付しなければならない。

(運営委員会)

第14条　放送施設を用いて行う事業の公正かつ円滑な運営に関し、調査審議するため、市長の附属機関として久留米市有線放送運営委員会(以下「委員会」という。)を置く。

(規則への委任)

第15条　この条例の施行に関し必要な事項は、市長が規則で定める。